岐阜大学医学部 テュトーリアル学習ってなに?
こんにちは!
担任助手の大須賀です。
今回は、岐阜大学医学部の特色であるテュトーリアル学習について触れていこうと思います。
岐阜大学の医学部に入学しようと考えた学生の皆さんは、きっとインターネットで岐阜大学の特色などを調べようとしますよね?
そんな時に、きっと一度は目にするであろう、テュトーリアル学習が良く分からず困惑するのではないでしょうか。
今回はそれについて解説していこうと思います。
注意点として、今までは対面で行っていたとの話を聞きましたが、現在はコロナの影響もありオンラインとなっています。
そのため、みなさんの入学時点ではまた対面に戻っているなどの変更点があるかもしれないので気を付けてください。
テュトーリアル学習は、2.3.4年生で行います。
2年生は水曜日、3.4年生は木曜日の1限に行います。
10人弱で1グループを形成し、毎回始まるタイミングでリーダーと書記を1人ずつ選びます。
リーダーを中心として、約1時間学生のみで議論を行います。
各グループに1人チューターとして先生が参加するのですが、基本的に生徒主体で行うため先生は介入してきません。
生徒同士の議論が違う方向に逸れてきた場合のみ、正しい方向に戻してくれます。
議論の内容なのですが、毎週ひとつ臨床の症例が提示されます。
その身体所見や検査結果などを参考にして、みんなでたくさん調べながら、病名診断や適切な治療方法の模索を行っていきます。
また、それが終了すると、その症例に沿った内容でレポート課題が出されます。それを終えると1回のテュトーリアルが終了します。
僕は今3年生なのですが、基本的に座学の講義ばかりとなっています。
そんな中で、生徒主体となるテュトーリアルは、医学を身につけるのに最適な学習となっています。
医学部に進学したいと思っているが、どこの医学部がいいなんてわからず困っている学生の皆さんの参考に、少しでもなれればと思います。
今回は以上となります。
ご精読ありがとうございました。