大学の講義

こんにちは!担任助手の深井です。今回は、最近おどろいた事について書こうと思います。一つ目は大学の講義で見せてもらったアメリカの大きなアワビです。日本ではまず見られないような規格外のサイズで世界にはまだまだ知らない生き物がたくさんいるのだと感じました。アメリカはラッコも多いですがこんなに大きな貝類がいるなら食事には困らなさそうですね!

もう一つはナナフシについてです。実は中国に生息するナナフシは世界最長の昆虫とされており、その長さはなんと約64cmにもなるそうです。金華山ロープウェイを降りたところには、世界の大きいナナフシや珍しい昆虫の標本がたくさん展示されているので、興味ある方はぜひ見てみてください!

そしてナナフシは、子孫の残し方もとてもユニークです。神戸大学の研究によると、ナナフシは羽がなく移動能力が低いため、単為生殖(メスだけで卵をうむことができる)という方法で繁殖することもできます。さらに驚くことに、卵をもった個体が鳥に食べられてしまっても、硬い殻に守られた卵は消化されずに糞として排出され別の場所で孵化することも知られています。生存戦略の進化の工夫にに驚かされますね!またナナフシの卵は種によって個性があり芸術作品のような模様をしていてとても綺麗ですよ!ぜひ調べてみてください!