岐阜大学医学部推薦入試を受けるための準備 ~特徴的な入試を乗り切るには~

こんにちは!

担任助手の杉山です!

前回、前々回のブログを通して、私が現在、在籍している岐阜大学医学部の

推薦入試の形態について紹介してきました。

では、実際に推薦入試を受験するとなった時にどんな準備が必要なのか、

主に2つの面から、実体験を交えて今回はみさんにお伝えしていこうかなと思います!

1つ目は、小論文試験です。

岐阜大学医学部に限らず、多くの大学の推薦入試では小論文試験が行われます。

しかし、岐阜大学医学部の小論文試験は他とは一味異なります。

勿論、医療に関連した問題への意見文や医師としての倫理観を問う問題など

医学部らしい問題もありますが、それと同量の数学的思考、物理的思考など

まるでクイズのような小論文問題が出題されます。

例年6題程度、小論文試験の問題が出題されますが、私の体感だと半数の3題が毎年クイズのような

小論文試験だったなと記憶しています。

詳しい内容は、著作権の関係で話せませんが、どちらかというと受験生の人間力であったり

受験本番での対応力が求められる問題が多いです。

対策としては、岐阜大学の医学部推薦入試の過去問を解くこと。之につきます。

1度もこの小論文試験を体験せずに本番会場に行くと、おそらくその問題に面食らうと思います(笑)

同じ問題でないにしろ傾向を知っておくことが小論文高得点へのカギです。

また、とはいえ医療関連の問いも必ず出題されるため、医学部小論文用のテキストでの勉強や

医療関連の時事問題に精通しておくことも大事です。

(私自身、過去問5年分と医療関連小論文のテキストの勉強をしていました。)

2つ目は面接試験です。

これに関しては、多くの大学と同じような面接試験と言っていいと思います。

よく聞かれる質問として、なぜ医師を目指したのか、医療問題を1つ挙げてどう改善するべきか

など医療関連の質問と、

高校時代に何に力を入れ何を学んだか、憧れの人とその理由、などその人の人生経験、人柄を見る質問

があります。ただし、岐阜大学医学部の試験ということもあって、岐阜の医療に関連する質問も

必ずと言っていいほど聞かれます。特に将来岐阜での勤務が決まっている地域枠推薦の受験生には

かなり詳細に岐阜の医療に関連する質問が来るため、事前のリサーチは必須です。

この対策としては、学校、塾などでの本番を想定した面接練習があります。

僕の場合、事前に20個程度よく来る質問への回答をまとめたノートを作り、そこから派生して

話す練習をしていました。

また、他大学の医学部受験を通して、面接の練習をすることも効果的です。

どうしても高校や塾での面接練習は知った顔の先生との面接になってしまいます。

受験会場での実際の緊張感と見ず知らずの人との面接は何にも代えがたい実践練習になります。

実際僕自身、岐阜大学での面接の前に、他大学で面接を行いました。

その時に場慣れすることができたのも、大きかったかなと今になって思います。

最後に、知っておくべき重要なポイントが1つあります!

それは、岐阜大学医学部の推薦試験は共通テスト受験からの日にちが極めて短いということです。

例年、共通テスト受験日から推薦試験日までは、なんと約10日しかありません!

自分が共通テストで受験資格のボーダーを超えていると知ってからでは、対策はなかなか難しいです。

だからこそ、岐阜大学医学部推薦試験の受験を考えている人は、事前に小論文なり面接練習

に触れておくといいかなと思います。

(実際、僕の通っていた岐阜高校では、推薦受験希望者は共通テスト前からボーダーを超える前提で

小論文の練習をしていました。)

長々となりましたが、岐阜大学医学部の推薦入試への準備について書いてきました。

このブログが岐阜大学の推薦受験を少しでも考えている人の参考になればうれしいです!

ありがとうございました!