医学部新入生へのQ&A
こんばんは!
担任助手の杉山です。
さて、前期試験の合格発表も終わりを迎え、大学生活の準備を始めた子も
多いのではないかと思います。
そこで、今回は新入生の子、特に医学部新入生の子にむけて
大学生活を始めるにあたっての疑問に答えていこうかなと思います!
(あくまで岐阜大学の僕の意見なので他大学の方はほどほどに参考にしてください)
①パソコンやipadの必要性について
まず、PCですが、医学部の学生はは1年次に全学共通の科目が含まれていて、
課題のほとんどはパソコンでの提出なので、入学前に家電量販店でそこそこの性能の
パソコンを買うのがオススメです。
さて,問題はipadの方です。
結論から言うと、1年生の初めに買うのがオススメです!
なぜかというと、医学部の試験は莫大な暗記量を必要とし、
そのほとんどがデータベースでの勉強だからです。
実際、長年部活に伝わるテスト対策資料だったり、過去問はデータで送られてくるので
ipadがないとテストを乗り切るのはなかなか厳しいです。
これが、「そこそこの性能のパソコン」と書いた理由でもあって
パソコンは1年生でかなりお役御免になることが多いのでパソコンは最低限のものでいいかなと
個人的には思います。
僕自身、紙媒体での勉強が好みだったので、1年次はipad無しで何とかやっていましたが
2年次からは限界を感じ、ipadを買い、最近はその利便性に感動しています。
②医学部での友達作りについて
やはり大学生になっても、新しい環境に身を置くのはハラハラドキドキですよね。
特に、他県から来る人や、年齢が異なる人は大学生活に不安も大きいと思います。
そんな方に伝えたいのは、「医学部ではそんな心配は無用だ」ということです。
おそらく医学部は最も多様性のある学部なのではないかなと思います。
例えば、僕の友人を少し紹介すると
・工学部に入学したが、学生生活に満足できず、1年間の猛勉強の末、岐阜大学医学部に来たS君
・大学卒業後、バイトをしていたが、将来に不安を感じ、小さいころの夢だった医学部を受験したY君
などなど、様々な経歴の人がたくさんいます。
年齢、経歴、趣味など多様性に満ちた医学部での生活は、僕自身とても充実していますし
多くの知見を持った友人が作れるのも醍醐味なのかなと思います。
③教科書・参考書の購入について
大学に入学すると、まず参考書の購入を勧められると思います。
具体的に言うと、1年次だと細胞生物学や生理学、生化学などの教科書を買うように
生協などから購入の案内があります。
ですが、このブログを読んでいる皆さんには教科書の購入は少し待ってほしいです!
というのも、教科書や参考書は先輩からそのまま譲っていただけることが多く
また、思っているほど教科書の使用頻度も高くないので
教科書なしでもテストを乗り切れると軟化も多いからです。
医学系の教科書はとても高価で、1冊1万円を超えるものも多いため
焦らず、入学後本当に必要になった時に買うスタンスでいいと個人的には思います!
というわけで、ここまで新入生の方が抱えそうな質問に答えてきましたが
大学によって差はあるので、1番はその大学の先輩や同期に情報を聞くことだと思います!
「医学部でのテストの合格・進級は情報が命」と言われるので
たくさん友人や先輩とのかかわりをもって、充実した生活を送っていってください!