紅葉の秋
こんにちは!担任助手の深井です。
最近は急に寒くなり秋を感じないまま冬になったような気がしますが、紅葉をみると秋を感じますね。私はもみじの赤い紅葉も好きですが、イチョウ並木の景色もとても好きで、太陽の光で輝いて見える風景にとても感動します。先週まではまだ紅葉しきっておらず、葉が緑から黄色に生まれ変わる途中のグラデーションが本当に綺麗で季節の移り変わりを感じました。

ところで紅葉が起きる仕組みを知っていますか?木は葉を落とす準備を始めるとエチレンと呼ばれる植物ホルモンを放出します。これをきっかけに葉の中で光合成をする緑色の色素・クロロフィルが分解されます。クロロフィルが減少すると、葉に含まれていた黄色の色素・カロテノイドが現れ、赤色の色素・アントシアニンがあらたに生成されます。こうした色素の変化が重なり合うことで、紅葉特有の多彩な色合いが生まれます。紅葉のグラデーションからは放出されたエチレンが隣の葉や木に作用し、伝わっていく様子がわかりますね。
生物の授業で学ぶ知識は、身の回りの環境に多く存在しています。習ったことを思い出しながら日常生活のいろんなところに目を向けてみて下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございました。



