共通テスト 満点への道~英語リスニング編~

 こんばんは、担任助手の奥村です。今回は過去問演習のアドバイス、リスニング編です。リスニングは対策してもすぐには効果が出にくい科目の一つです。しかも、共通テストのリスニングでは英語で対話を聞きながら表やグラフを選んだり、メモの空欄を埋めたりと、かなりのマルチタスク能力が試されます。そんな、一筋縄ではいかないリスニング対策のポイントは、ざっくり分けて以下の二つです。

①解いた問題を何度も聞き直す

 この演習では、復習の際、模範解答やスクリプトを見れるだけでなく、実際の音声も聞き返すことが出来ます。この機能は大いに活用しましょう。大問5,6のような比較的長い会話を、勉強を始める前に聞く。この際、問題文を見る必要はありません。頭の中で、単語レベルで聞き取れるようになるまで繰り返し聞くと良いと思います!

②後ろの方の問題に先に目を通す

 リスニングで多くの人が苦戦するのは大問4,5,6辺りだと思います。僕自身、大問5がとても苦手で、他の大問に比べて多く失点していました。そこで、大問1,2の空いた時間で大問5に先に目を通すようにしていました。具体的には、すべての問題文と選択肢、会話に関するメモに目を通した段階で聞けるようにしていました。すると、落ち着いて細かい情報を聞くことができ、点数も安定しました。皆さんも苦手な大問は、問題を聞き始める前におおよその設定や聞かれることを把握できるようにすると良いと思います。

 最後に、リスニングは他の科目と違ってセンスでも努力でもなく、やるべき事をやったか否かで点数が決まります。そして、そのやるべき事は他の科目よりも量も労力も少ないです。だからこそやりましょう!この演習を通してリスニングを得意科目にできるように頑張ってください!!