定期テストの取り組み方
こんにちは。
担任助手の杉山です。
最近は雨の日が多く、ジメジメした日ばかりで気分も何となくダウンしますね。
梅雨が来たんだなということをひしひしと感じています。
そんな気分が上がらないこの季節ですが、今週から多くの高校では定期テストが始まるみたいです。
今日も多くの生徒が校舎に駆け付け、自習に励んでいます。
さて、定期テストですが、面談を持っている生徒によく「どうやって勉強したらいいかわからない」と質問をされます。
特に今回高校に入って初めて定期テストを迎える高1の子はどう取り組むのがいいか困る子も多いですよね。
ということで、今日は僕が思う定期テストの取り組み方について書いてみようと思います。
「こういう人もいるんだー」程度に流し読みしてもらえたら幸いです。
①1教科ずつ「できた」と思うまで取り組む
高校の定期テストは5科目だった中学校の時とは異なり、相場大体10科目ぐらいあります。
こういう時よくあるのは、あれもこれもと手を付けた結果、結局どの科目も中途半端みたいな状況になることです。
僕も高校に入って最初の方はどの科目も仕上がらないまま突っ込んで痛い目を見ていました。
なので大事なのは「この科目は範囲をやり切った」と感じたら、次の科目に進むことかなと思います。
そうすると、その教科への自信もつきますし、その他の教科も安心して取り組むことが出来ると思います。
時間をかけて固めていくことが、結果的に高得点への近道です。
②範囲が分かっているものは1点も落とさない
定期テストにおいて、数学や理科なんかは正直どんな問題が出るか分からないですよね。
だから公式を正しく使えるように演習なんかに時間をかけるのが普通かと思います。
けれど、国語や英語においては事前に範囲が分かっているものも多いです。
例えば漢字だったり、英単語、英文法なんかの小テストでやるものがこれにあたります。
範囲が分かっていて、そこからしか問題が出ないなんて、もうこれはボーナスゲームです。
特に国語や英語は記述や英作文などで減点されて、安定した高得点が取りにくいからこそ
この単語や漢字の範囲で点をいかに稼ぐかが大事だなと思います。
単語の範囲から落としたら罰ゲームぐらいの気持ちで取り組むのがオススメです。
③とにかく勉強する
色々書いてきましたが、結局これです。
3年間かけて高得点を目指す共通テストとは違って、定期テストは2週間前に範囲が配られたときに
「よーいドン」でスタートする短距離走です。
どれだけ効率よくやったって、結局量がモノを言うのが定期テストだと思います。
2週間だけだと割り切って、前日は徹夜するぐらいの気概で勉強しましょう。
その短期間でも集中してやり切ることで、
その範囲の復習・フィードバックで頭に残りますし、長い目で見ると高3になった時の受験勉強でも
高1からガッと勉強する癖がついていればその癖が生きてきます。
時間が足りないからこそ量でカバーするのが大事だと思います。
こんな感じで定期テストの勉強法について書いてきました。
参考にする程度で試してもらえたら嬉しいです!
