【共通テストまで残り60日!】今からでも間に合う!合格を掴むラストスパート勉強法
こんにちは!担任助手の山田です。
いよいよ共通テストまで残り約60日。カレンダーを見るたびに「もう時間がない…」と焦りを感じている人も多いかもしれませんね。不安やプレッシャーで押しつぶされそうになっている人もいるでしょう。
しかし、断言します。「残り60日」は、決して「もう60日」ではありません。 正しく使えば、この「まだ60日」は、あなたの得点を大きく伸ばすための「黄金の時間」になります。
今日は、この大切な60日間をどう過ごすべきか、具体的な勉強法と心構えについてお伝えします。
「新しいこと」より「穴を埋める」
この時期、一番やってはいけないのが「不安になって新しい参考書に手を出すこと」です。
残り60日の基本戦略は、「① 基礎の徹底的な穴埋め」と「② 共通テスト形式の演習」の二本柱です。
- 「捨てる勇気」を持つ 今から全く新しい分野を一から始めるのは非効率です。出題頻度の低い難問よりも、多くの受験生が正解する「落としてはいけない基本問題」を確実に取ることに集中しましょう。
- 他人と比較しない 模試の判定や友達の進捗が気になる気持ちはわかります。しかし、今比べるべきは「昨日の自分」だけです。自分が立てた計画を、淡々とこなすことに集中しましょう。
最重要:「解きっぱなし」にしない
この時期、多くの受験生が過去問や予想問題パックに取り組みます。しかし、ただ「解いて、丸付けして、一喜一憂する」だけでは、成績は絶対に上がりません。
「演習:復習 = 3:7」くらいの意識で、復習(解き直し・分析)に徹底的に時間をかけてください。
間違えた問題は「宝の山」です。
- なぜ間違えたのか?
- 知識がなかったのか?(→ 教科書・参考書に戻る)
- 時間をかけすぎたのか?(→ 解く順番、時間配分の見直し)
- ケアレスミスか?(→ 計算過程の見直し、問題文の読み間違い)
- 選択肢の吟味が甘かったのか?(→ 根拠を持って選択肢を切る練習)
解説を読んで「あぁ、なるほど」で終わらせず、必ず「もう一度、自力で解けるか」を確認してください。この作業こそが、本番での「1点」につながります。
教科別アドバイス:60日で「ここ」を伸ばす!
全教科に共通する「基礎確認」と「演習」を前提として、特に意識してほしいポイントを絞ってお伝えします。
英語 (リーディング・リスニング)
- リーディング: 時間配分が命です。大問ごとの時間配分を決め、演習で守る練習をしましょう。「時間が足りない」人は、解く順番(得意な大問から解くなど)を見直すのも手です。毎日、一定量の長文に触れることも忘れずに。
- リスニング: 1日15分でもいいので、毎日聞きましょう。スクリプト(台本)を見て「聞き取れなかった原因」が、単語力なのか、スピードなのか、音声変化(リエゾンなど)なのかを分析することが重要です。
数学 (IA・IIB)
- 「典型問題」の解法パターンを瞬時に引き出せるか、総点検してください。[塾で使っている教材名、例:青チャートやフォーカスゴールドなど]の「例題」レベルがスラスラ解けるかを確認しましょう。
- 共通テストは時間との勝負です。計算ミスをなくす工夫(途中式を丁寧に書く、検算する習慣)と、誘導に乗る練習(前の設問が次のヒントになっている)を徹底しましょう。
国語 (現代文・古文・漢文)
- 現代文: 「なんとなく」で解いていませんか? 全ての設問には「本文中の根拠」が必ずあります。演習を通じて「なぜ、その選択肢が正解で、他の選択肢が間違いなのか」を言語化する練習をしてください。
- 古文・漢文: ここは「やればやっただけ伸びる」ボーナスステージです。古文単語、文法、漢文の句法など、知識で解ける問題を絶対に落とさないこと。毎日10分でもいいので、基礎知識の確認を続けましょう。
理科・社会
- 「知識の穴」を徹底的に埋める60日間にしてください。
- 理科: 教科書の太字、図、グラフの意味を正確に理解できているか確認しましょう。基本問題・典型問題を確実に解けるように。
- 社会: 「一問一答」と「資料集・地図帳」を往復しましょう。「なんとなく覚えている」を「正確に説明できる」レベルまで引き上げる作業が必要です。(公民選択者は、直近の時事問題にも軽く目を通しておきましょう)
生活面:体調管理も「実力」のうち
どれだけ勉強しても、本番で体調を崩しては元も子もありません。
- 睡眠時間を削らない: 脳が休息し、記憶を定着させるために睡眠は不可欠です。
- 朝型の生活リズムを作る: 本番の試験開始時間に合わせて、頭が一番働くように体を慣らしていきましょう。
- 手洗い・うがい・換気: 基本的な感染症対策を徹底してください。
まとめ:君は一人じゃない
残り60日。焦るなと言う方が無理かもしれません。 しかし、その焦りを「具体的な行動」に変えられた人だけが、最後に笑うことができます。
「今日は単語を50個覚えた」 「数学の苦手な単元を1つ克服した」
そんな小さな「できた!」を積み重ねていきましょう。
私たち担任助手も、最後まで皆さんを全力でサポートします。不安なこと、わからないことがあれば、いつでも相談に来てください一緒に最後の追い込みをかけましょう!
自分を信じて、残りの60日を走り抜けましょう!応援しています!



