岐阜大学 英語

こんにちは!担任助手の深井です。今回は岐阜大学、二次試験の英語について書こうと思います。

岐阜大学の英語試験は、2つの大問(医学部医学科・共同獣医学科は3つ)で構成され、試験時間は90分です。出題はすべて英文で、空所補充や内容把握問題など、多様な形式が含まれます。特に医学部医学科・共同獣医学科では、大問3として追加の読解問題が課されるため、ほかの学部より文章量・問題数が多い点が特徴です。

長文読解が配点の中心で、語数が多いだけでなく専門的な語彙も登場するため、速読力や文脈から意味を推測する力が求められます。また、単なる知識では対応しにくい思考力重視の設問も出題されることから、英語運用力そのものが試されます。

大問1は長文+空所補充、語句整序、内容一致(500語以上)

大問2は長文+文の一部を空所補充、内容に関する選択問題(2000語以上)

とくに、大問1は知識系の文法語彙問題の空所補充や語句整序語句整序問題となっているので、ここをいかに早く正確に解き進めることができるかが重要となります。

大問2は長い長文になっているので、先に問題と選択肢を読んで、ポイントを押さえながら強弱をつけて読み進めていかないと圧倒的に時間が足りなくなります。

その量故に、岐阜大学の入試科目の中でも難易度は高く、他の地方国立大学と比べても英語は難しいといえます。

対策1:読解力の向上
岐阜大学の英語攻略の中心となるのは長文読解です。最初は500語程度から始め、最終的には2000語程度の文章を無理なく読める状態を目標としましょう。パラグラフリーディングを取り入れ、各段落の主題文や補足文を意識しながら、文章全体の流れをつかむ練習が効果的です。和訳問題は出題されませんが、正確な読解には文構造の理解が不可欠です。参考書を使って文の仕組みを確認しつつ、多読でスピードを鍛えましょう。

対策2:文法・語彙力の強化
文法・語彙問題は大問1で出題され、語句整序形式が特徴となります。並べ替えた際に不要となる語句を見抜くには、数多くの類題を解いてパターンに慣れることが重要です。また、語彙力は長文読解にも直結します。フレーズ重視の単語帳を活用し、毎日少しずつ学習を継続しましょう。

過去問を最大限活用する
岐阜大学の英語は年度によって傾向が変わることがあるため、複数年分の過去問を解き、変化に対応できる柔軟性を養いましょう。長文への苦手意識をなくし、どんなタイプの問題でも落ち着いて対応できる状態で本番に臨むことが理想です。赤本を使った演習を通して、時間配分や処理速度を調整し、実戦力を確実に高めてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。