万博に行きました③
こんにちは。担任助手の杉山です。山田先生、窪田先生に続いて私も先日万博に行ってきました。今回は万博について書こうと思います。
時期も時期なので、とにかく暑くて大変でした。しかし開園から閉園までいたので15個ほどパビリオンを回れました。この中で私が印象に残った3つのパビリオンについて紹介します。
一つ目はオーストリア館です。私の以前の認識としては、オーストリアといえばウィーン、ウィーンと言えば音楽という程度のものでした。しかし、意外にも音楽系の大学より工科系の大学の方が多いということからもわかるように、テクノロジーの面でも発展していることを初めて知りました。またオーストリアには起業する人が多く、起業家精神にあふれている国だと知って驚きました。オーストリアパビリオンを通じて、音楽をはじめとした伝統的な芸術を大切にしながら、革新も生み出すという姿勢に感動しました。ちなみに下は自動演奏装置等の機能を持つコンピューターを内蔵しているグランドピアノです。とっても美しいですよね✨

二つ目はいのちの未来というパビリオンです。ここではロボット工学が発展した未来像を体験できました。死後もロボットとしてこの世に存在し続けるという可能性が示されており、大切な人の心がロボットの中に残り、常にそばにあるという考え方はとても魅力的だと感じました。しかし、本当にそれでいいのかという問いも浮かび、人間とロボットの共生について深く考えさせられました。体験後はまさに映画の後のような余韻が続きました。すごいの一言で収まりきらないほど圧巻でした!
三つ目は大阪ヘルスケアパビリオンです。以前から気になっていたiPS細胞から作成された心筋シートの実物を見ることがで出来ました!心筋シートの小ささ、薄さに驚きました。こんな一見脆弱そうなものが弱まった心臓の機能を助けることができるんだ!とかなり衝撃を受けました。
入場制限等の兼ね合いでイタリア館、ドイツ館、日本館、パソナ館に行けなかったのはとても悔しいですが、十分楽しめました。私はディズニーやユニバなどの心から楽しめるテーマパークがとても好きですが、万博のように楽しみつつ、学びを得て、視野を広められるイベントも良いなと感じました。機会があればまた行きたいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

