実習に行きました

 こんにちは、担任助手の杉山です。高校生の皆さんはあと2週間後に迫った定期テストの対策に取り組んでいる頃だと思います。「ただの定期テストだから…。」というように甘くは見ず、知識の習熟度を見るための機会だと思って、全力で挑んでほしいです。応援しています!

 私は9月初めから2週間実習に行ってきました。実は、夏休みのちょうど真ん中に位置しているため、実習が始まるまでずっと憂鬱な気分で夏休みを過ごしていました。しかし、内容が濃かったせいか、意外にも始まったら一瞬で終わりました。

 主に4年生大学の看護学生は4年間で4回の実習に行きます。今回、私が行ったものは基礎看護学実習Ⅱです。基礎Ⅱ実習では、2週間にわたり同じ患者さんを継続して受け持ちます。カルテや本人からの情報収集を行い、それを基に看護計画を立案し、実際にケアを実施します。この実習の目的は、患者一人ひとりに合わせた看護を展開しながら、学んだ知識を実践へとつなげる力を養うことです。さらに患者さんとの関わりに加えて、実習チームの学生や教員、指導者と共に行うケースカンファレンスを通じて、看護上の課題や援助の方向性について理解を深めることも大切な学びとなります。

 半年前に経験した基礎Ⅰ実習と比べ、今回は自分自身の成長を強く実感することができました。特に看護過程については、前回はまだ学んでいなかった内容でしたが、今回の実習では患者さんの背景を深く理解し、個別性を重視したケア方針を立案できるようになりました。その点において、自分の専門性がまた一段高まったことを嬉しく感じています!

 看護を志望する受験生の方々に知っておいて欲しいのは、SNSでよく見るような厳しい看護実習というのは、今めったに見られないということです。確かに記録の量は膨大ですが、時間を有効活用することで毎日6時間睡眠を維持することができました。記録は全部手書きなので腱鞘炎になりそうだと思うくらいでしたが、友達と学校近くのタピオカ屋に行くなどして、適度に休憩しながら取り組んでいました。その時は必死でしたが、それもいい思い出になりました。

 私も仕事がバリバリできるかっこいい看護師になるために一層勉強に励もうと思うので、高校生の皆さんも一緒に頑張りましょう!!最後まで読んでいただきありがとうございました。