社会の勉強をいつ始めるか

こんにちは、担任助手の奥村です。勉強の調子はどうでしょうか?皆さんは受験についていろいろな悩みがあると思います。その一つに、”社会の受験勉強をいつ始めるのか問題”があります。これは僕も、高校生だった頃すごく悩み、友達や先生に相談していました。そこで今回は、この問題について受験を終えた今、僕が考えた結論を伝えていきます。

文系(二次試験で社会を使う人)

二次で社会を使う人は、2年生の時は定期テスト、実力テスト、模試などの対策を中心に社会の勉強を進めて下さい。普段の勉強の時に社会をやる必要はあまりありません。ただ、定期テストだけでなく、実力テストや模試のたびに習った範囲を復習し、他の人よりも社会に触れる機会は増やしておくと良いと思います。3年生の春休みからは国数英に加えて社会も本腰を入れて勉強してください。3年の夏前までには今まで習った範囲は一通り把握できるようにしておきましょう!

文系(二次試験で社会を使わない人)

共通テストでのみ社会を使う文系の人は、2年生の時は定期テストの勉強に全力をそそいでください。余力があれば模試や実力テストの対策もするべきですが、メインは国数英の勉強なのでそちらを進めてください。受験勉強として社会を始めるのは3年生の夏休みをお勧めします。この時期に共テの過去問演習や模試を通して一気に進めましょう。文系は共テで2科目必要なので秋以降も曜日や時間を決めてなるべく社会に触れる時間を作って下さい!

理系

理系の人は、国数英に加えて理科の勉強が重く、正直社会まで手が回らない人もいると思います。そこで、基本的には定期テスト対策を頑張ってください。3年の夏休みにこれまで習った範囲を復習し、秋以降は模試の復習を重点的に頑張ると良いと思います。このような流れで勉強すれば12月以降の追い込みで十分間に合うと思います!

最後に

ここまで3つに分けてアドバイスしてきましたが、いずれの立場の人も共通していることは、”定期テストを全力で頑張ること”です。一度覚えたことを復習して思い出すのは、まっさらな所から覚えることよりもはるかに簡単だと思います。僕自身、習ったところを復習していると、定期テストで重点的に覚えたところはスムーズに思い出せたけれど、手を抜いていたところは記憶が曖昧で思い出すのに時間がかかっていました。なので定期テスト対策では勉強法は何でもいいので、自分流の方法で頑張って暗記していきましょう!暗記は辛いですが、社会という科目は身近なことに関わっていて内容がとても深く、面白い科目なので皆さんも楽しみながら社会の勉強に励んでいってください!ご精読ありがとうございました!