二次試験の特徴

こんにちは!担任助手の沖本です!今回は私が行っていた二次試験の特徴について書こうと思います。

二次試験の問題は共通テストと違って、思考力を必要とする問題が多く出題されます。私は理系生物選択だったので、理系の二次試験の勉強法について特に記述したいと思います。

まず数学ですが、はじめの方はほとんど点数が取れないと思います。二次試験は数学Ⅲの範囲も含まれるので、積分や、極限などの応用問題が多く出題される傾向にあります。そのような問題はチャートなどでも解いたことのない問題が多いので、どこから手を付けていいか分からないと思います。しかし解説授業を聞き、解き直すことを繰り返すことで少しずつ解き方というものが身に付いてくると思います。

次に化学や生物についてですが、教科書の内容を完璧説明できれば問題ないと思います。ただ用語を暗記するのではなく、なぜこのようなことが起こるのかということを考えておくと二次試験の問題にも対応できると思います。例えば、少し難しいですが、トルエンにもう一つ置換基が置換する時にオルト、メタ、パラ、のどの位置に置換するのか理由を付けて説明しなさい。という問題はただ暗記をしているだけでは説明が出来ません。これに似たような問題が実際に大阪大学で出題されています。このような問題に対処するためになぜこうなるのか、というような疑問を持っておくことが大切かと思います。

最後に英語ですが、英語は単語力、文法力、読解力が試されます。二次試験では難易度の高い単語が出題されることもあるので、その単語を文脈から推測する力なども必要になってきます。文法力は英文和訳などをする際に必ず必要になってきます。難しい文章だと一度文構造を考えないと内容が把握できないような文章もあります。このように英語は全部できないといけないので、今から出来ることをコツコツ始めていきましょう。具体的には、少しずつ単語を覚えるなどといったことをすると良いかもしれません。

夏休みから二次試験の問題を解いていくという生徒も多いと思うので、これを参考に頑張ってほしいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。