みんな大好き生物のお話
こんにちは!担任助手の沖本です!今回は生物の話をしたいと思います。
早速ですが、下の写真を見ながら文章を読んでほしいと思います。
人の体は37兆個の細胞から構成されており、その細胞の中には細胞質基質をはじめ、核やリボソーム、リソソーム、ゴルジ体、ミトコンドリア、小胞体などの細胞小器官を含みます。この中で二重膜構造を持つのは核膜とミトコンドリア、植物細胞であれば葉緑体です。この知識はたまに聞かれるので覚えておくと良いと思います。
今回は核の中に存在する染色体についてクローズアップしてみました。
核の中には46本の染色体が存在し、うち23本が父親由来、もう半分が母親由来のものとなっています。
その染色体は核の中では凝集しコンパクトになっています。その働きを助けるのが、ヒストンというタンパク質で、そのヒストンというタンパク質にDNAが巻き付くことでヌクレオソームという構造になっています。そのヌクレオソームが多数つながることで、クロマチン繊維となっています。
どうでしょうか。身体の中を上手に想像できたでしょうか。生物を勉強する上で大事なことはミクロな視点とマクロな視点を交互に行き来することです。今回は比較的大きな人の細胞から小さなDNAまでクローズアップしてみましたが、この大きさで様々なことが身体の中で行われているのです。
このように想像することでより生物の勉強が楽しくなると思うので、皆さんも生物を勉強する際には意識してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。