医学生の6年間③

こんばんは。

担任助手の杉山です。

先週に引き続き、医学生の6年間について書いていこうかと思います。

今回で最終編です。

<5年生>

5年生では、4年生と同様に病院実習を行います。

岐阜大学の場合だと、10月頃までで一旦すべての科を回ります。

その後、選択実習といって、1年間の実習を通して興味のある科をいくつか選択して

その科を重点的にもう1度実習することが出来ます。

岐阜大学病院以外にも、県内の他の病院にも実習することができるので

とても新鮮な実習みたいです。

というのも、僕自身がまだ5年生なのでこのあとのことは正直そんなに理解できてないんですね。

また、実際に実習に行ったらそのことも書こうと思います!

<6年生>

これまた、まだ体験していないので若干聞いた情報なのですが

まず夏前までは5年生同様実習を行い、実習の課程が終了すると

夏過ぎに卒試があります。

卒試は卒業試験の略で、この試験を合格することで晴れて岐阜大学からの卒業が認められます。

卒業試験が終わると、2月に行われる医師国家試験まではどうやら自分でひたすら勉強するみたいな感じになるようです。

医師国家試験にも合格すると、晴れて医師免許が与えられて、研修医として働くことが出来ます。

こんな感じで医学生の6年間は過ぎていきます。

今回ブログを書くにあたって、医学生の日常などをネットで検索していたのですが

「勉強が圧倒的に忙しい」「まとまった休みがない」「平日1日2時間の勉強、休日は5時間」

とかいう意見をちらほら見かけました。

その忙しさは大学によってそれぞれだと思うので、一概には言えませんが

上に挙げたようなものはほとんどないと自信を持って言えます。

確かにテスト期間は中々忙しいですし、暗記量もかなり膨大で、しんどいことも多々ありますが、

それ以上に解剖実習や病院実習、医学講義など医学部でしか学べない貴重な体験はとても充実しています。

ある意味で、学生の本業である学業と大学生らしいアルバイトや旅行を程よく両立できるのが

医学部の良いところかなと思います。

医学部の生活は何となく想像できたでしょうか?

また何かあったら書きますね。

読んでくれた方はありがとうございました!