大学でできること ~薬学部薬学科~
こんにちは!担任助手の滝沢です。
今日は僕が所属する学部について紹介したいと思います。僕は岐阜薬科大学の薬学部薬学科(5年生)に所属しています。
薬学科は6年制で、1~3年次には英語や数学などの一般教養科目に加え、化学・生物・物理などの高校で学ぶことのさらに発展的な内容を学ぶことができます。
実際に身体の中において細胞レベルでどのようなことが起こっているのか、薬が身体の中でどのように作用して効果が出るのかについて学ぶことができます。
岐阜薬科大学では3年生の後半から研究室に配属されます。研究室では、化学系、生物系、物理系、臨床系などの分野に分かれ、より専門的な内容について研究をしていきます。
僕は生物系の研究室に所属しているので、細胞を培養した実験を行っています。具体的には、培養した細胞に薬の候補となるものを処置することで、どのような変化が生じるのかについて調べています。
5年生になると薬局と病院での実習があります。
現在、僕は病院での実習中で、実際に臨床現場に出て様々な医薬品に触れたり、患者さんに関わることで医療現場で必要な薬剤師としてのスキルについて日々学ぶことができています。
薬学科を卒業すると、薬剤師国家試験の受験資格が得られますが、すべての人が薬剤師になるというわけではありません。病院や薬局で薬剤師として働く人もいれば、製薬企業や研究機関で医薬品の開発に関わる職業に就く人もいます。
大学卒業後も様々な選択肢があるため、将来についてまだ漠然としている人でも、薬について興味がある人、化学が得意な人は選択肢の一つとして考えてみてください。