映画「国宝」を見てきました

こんにちは!担任助手の沖本です。今回は、映画「国宝」を見てきたので、そのことについて書きたいとおもいます。

まず、簡単にあらすじを説明したいと思います。

物語は戦後の長崎から始まります。

吉沢亮が演じる、主人公・立花喜久雄は、任侠の家に生まれ、わずか15歳で父を抗争で失います。悲しみの中、彼は上方歌舞伎の名門・花井家に引き取られ、その養子として歌舞伎の世界に足を踏み入れます。

一方、横浜流星が演じる、花井家の嫡男・大垣俊介は、生まれながらにして舞台に立つことを運命づけられた存在。生まれも育ちも対照的な二人は、やがて互いを強く意識し合うようになり、時にぶつかり、時に支え合いながら、芸を極める道を歩んでいきます。

やがて訪れる人生の選択と別れ。舞台の上では華やかでも、その裏では苦悩と葛藤が渦巻いていきます。

二人の男が挑んだ「芸」の頂点——その果てにあるのは、名誉か、孤独か、あるいは“国宝”の称号か。

『国宝』は、ただの“芸道もの”ではありません。人生そのものを芸に捧げた男たちの壮絶なドラマであり、友情・対立・希望・絶望が丁寧に描かれた珠玉の作品です。

歌舞伎という伝統芸能に込められた魂を、現代の私たちに届けてくれる一作。心を揺さぶる作品を観たい方には、強くおすすめします。

チャットGPTにあらすじをお願いしたら、分かりやすくまとめてくれました。すごいですね()

見に行くまでは、上映時間が三時間であることや、なじみのない歌舞伎の話であるため少し心配でしたが、大きく期待を裏切ってくる良い映画でした。

なんといっても演者の演技力が飛びぬけて良かったと思います。指先一つの動きや、目線、姿勢など、全てが洗練されており、本当に歌舞伎を見ているような錯覚を感じました。

観に行く前に、曽根崎心中や鷺娘などの演目について少し知識があるとより楽しめると思います。

ぜひ見に行ってほしいです!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

https://kokuhou-movie.com より