岐阜大学地域科学部入試について
こんにちは!今回は岐阜大学地域科学部の入試について書こうと思います。
地域科学部は名前だけ聞いても何してるのか分かりにくい学部かと思います。学部名から少しだけ察することが出来ますが、地域が抱えるさまざまな問題を解決し,暮らしやすくて平和で文化的な地域社会を創出できる人材を育てることを目的とした学部です。そのため学ぶ方向は多岐にわたっており、化学、生物学、物理学などの理系科目や、社会学、法学、経済学、経営学、心理学、哲学などの文系科目の両方を満遍なく学ぶことが出来ます。個人の専攻によって、理系中心か文系中心かは変わってきますが、興味の幅が広くて複数の学部で迷ってる人にはおすすめです。
地域科学部の一般入試は、英語か数学かの選択と小論文です。英語か数学かを選択できるので、理系文系どちらからでも行きやすい学部です。数学も私の時は数学ⅠAと数ⅡBだから今の数ⅠAと数ⅡBCの内容のみのため文系数学でも十分通用します。私も文系でしたが、数学の方が得意だったので数学で受験しました。英語苦手だから数学が良いけど数Ⅲしてないから数学で受験できないというわけではなく、英語か数学の本当に得意な方で受験が出来ます。大問1~大問5まであり、大問ごとに分野が決まっているわけではないので数学を満遍なく勉強する必要があります。英語の方は全く解いておらず、知らないので書けないです…。
小論文は地域に関連する文章ですが、科学分野や歴史分野、社会学の分野など年によってテーマがばらばらではあります。地域に関連するような社会問題を見かけたら自分の意見を持ったり心にとどめておく程度で、実際はその場で文章を読み、課題を把握し、自分の意見を持つ力が必要になるかと思います。大問二つで構成されており、それぞれの大問の始めは国語の記述問題と同様の作者の意見を記述する問題や、理由を記述する問題が出題されるので普段の国語の記述問題も解けるようにしておく必要があります。
とにかく小論文は全く書けない状態ではなく書ける状態にしておくと良いと思います。どの大学にも言えますが、やはりその大学の対策をするならその大学の過去問を解くことが一番です。特に小論文は特徴がかなり現れるので、出来るだけ過去の年数遡ってその大学の小論文を解いていくと良いと思います。そして、小論文よりも確実な知識で英語か数学はかなり取れるようにしていくといいです。直前までは様々な数学の問題を解いておいて、直前は岐大の過去問だけを集中して周回しておきましょう。数学の問題自体はそこまで難しくなく、問題集を沢山解いている人なら見たことある問題も結構出るので様々な数学の問題集をやっていれば問題なく解けると思うので気負わず勉強してもらえればと思います。
最後までありがとうございました!
