医学生の実態

こんにちは、担任助手の大須賀です。

今回は、医学生の実態ということで、普段なかなか知る機会のないであろう、医学部生の普段の生活について書こうと思います。(医学生の実態とは言っても、実際は僕の所属する岐阜大学の医学部についてになります。)

まず、僕が入学する前に思っていた、「医学部は常に勉強ばっかりで大変そう」という意見ですが、これは違いました。

医学部には明確に忙しい時期と忙しくない時期があります。

なぜそういう差が生まれるかというと、主にテストの難易度に差があるからです。

医学部では、高校生までとは少し違った時間割になります。

例えば高校生の時は、前期の間は毎週月曜日は数学と英語と家庭科と体育で火曜日は国語と理科と保健体育と社会、のように、様々な授業が同時並行で行われていたと思います。

しかし、医学部の授業は、まず4月に細胞についての勉強を月曜日から金曜日まで毎日、数週間行って、その後テストを行い、次は寄生虫やウイルスの勉強をこれまた月曜日から金曜日まで毎日、数週間行って、その後テストを行って、次は脳神経の勉強を…といったように、短期集中的にひと科目ずつ仕上げていくようなカリキュラムになっています。

また、授業の最後にあるテストは、その教科の担当教員の采配によって決定するため、過去問通りに出す先生や、毎年問題変える先生、授業中にどこ出すか言ってくれる先生などによって、テストの合格難易度が大きく変わってきます。

そのため、時期によってテストに対する勉強量が変わってくるといったことが起きます。

少し長くなってしまいましたが、以上の理由によって医学部には忙しい時期と忙しくない時期が存在しています。

また、全体的には忙しくない時期の方が多く感じます。そのため、部活とバイトを掛け持ちしてこなしているひとが大半になってきます。

さらには、部活を二つ掛け持ちして(運動部+軽音部など)、なおかつバイトを複数掛け持ちしているなんて人もいます。

ここまで読んだら、みなさんが思ってたより時間ありそうに思えませんか?

もちろん、医学生たちが勉強と部活、バイトを両立させる能力が高いというのはあるかと思います。

しかし、それでもイメージよりは時間あるじゃんと思っていただけると思います!(ただし、勉強が忙しい時期は本当に忙しいです(笑))

そのほかにも、医学部には想像と違うようなことがたくさんあります!

また機会があれば発信していきたいと思います!楽しみにしててください!