薬剤師について

こんにちは!

担任助手の滝沢です。

今日は薬剤師の仕事について書いていこうと思います。

私は現在薬学部の5年生で、薬局と病院で実務実習を行ってきました。

実習を通して臨床現場で見てきたことを皆さんに紹介したいと思います。

薬剤師の主な業務内容は、調剤と服薬指導です。

簡単に言うと、医師が発行した処方せんに従って薬を用意し、患者さんへ薬の飲み方について説明を行います。

これを聞いて、薬剤師の仕事は処方せんの通りに薬を準備しているだけと思う人もいるかもしれませんがそうではありません。処方内容が正しいかどうかを確認することも大切な業務になります。

処方せんが発行されたら、最初に行うのが処方監査です。

処方監査では処方内容が正しいかどうかを確認し、修正が必要な場合には処方せんを発行した医師へ処方内容の問い合わせ(疑義照会)を行います。

このように医師が処方する時と薬剤師が調剤する時の両方で薬が正しいかどうかを確認することで医療ミスを防いでいます。その他にも、複数の薬を飲んでいる患者さんでは薬同士の飲み合わせの確認をしています。

その後処方せんに基づいて調剤を行い、調剤されたものが正しいかどうかの最終確認をしてから患者さんに薬をお渡しします。患者さんに間違って調剤された薬が渡らないようにしっかりと確認を行います。

薬のお渡しの際には、薬の飲み方についての説明を行い、薬を飲んでいくことの意義を患者さんに理解してもらうことが重要です。

私は実習を通して、調剤業務では機械化が進み、薬剤師の負担が減っていることを感じました。その分患者さんへの服薬指導に時間を割くことができ、より丁寧な服薬指導を行うことが求められてると思います。

より良い服薬指導を行うためには、薬についての幅広い知識と患者さんへそれを分かりやすく説明することが必要で、とても専門性の高い業務だと思います。数多くある薬について理解するのはとても大変ですが、やりがいも大きいと思います。

薬剤師を目指している人や薬剤師について興味がある人がいたら、是非カウンターにいる滝沢まで聞きに来てください。