受験生 この夏の過ごし方
こんにちは
担任助手の大須賀です。
今回は、受験生の夏の勉強について触れていきたいと思います。
受験生にとって夏休みの過ごし方は、受験の結果に直結しやすくなっています。
そのため、惰性で勉強せずに、しっかりと勉強の計画を立ててから乗り越えるようにしましょう!
このブログがその計画を立てるときの一つの参考になればいいと思います。
まず、勉強計画についてなのですが、大きく分けて二つ作るといいと思います。
一つ目が、一日の行動スケジュールです。
夏休みに入って授業も部活もなく、自分で一日の予定を決めれるようになります。
惰性で勉強すると時間的拘束がない分、無駄な時間が発生すると思います。
そのため、無理なく一日の勉強のスケジュールを立てるようにしましょう。
この時に、僕がやっていたコツがあるのですが、時間的スケジュールを立てるのではなく、進捗のスケジュールを立てるといいと思います。
その理由がいくつかあります。
時間的スケジュールを立てると、その時間中だらだら勉強しててもスケジュール上は問題がなく進んでしまい、結局自分の成績向上につながらなかったり、時計を見てあと五分って時に、その五分をだらけてても終わると考えたら集中度合いが下がると思ったりするからです。
また、僕は勉強中の昼寝は肯定派です。
眠い状態で無理やり勉強しても集中できず効率が落ちるので、時間の無駄につながると思うからです。
しかし、時間的スケジュールで行動すると、そういった突然の融通に対応できません。
特定の科目の勉強時間だけ減る結果につながります。
しかしながら、進捗のスケジュールはこれらを払拭できます。
だらだらやってたら中々終わらず次の勉強に移れなかったり、後一問で休憩となったらその一問頑張れたり、途中の昼寝もスケジュール上は全く問題なかったりするからです。
二つ目は、夏休み全体のスケジュールです。
例えば、この時期はこの参考書を終わらせるといったものや、過去問何年分をここまでに終わらせるといったものです。
これは、さっきのスケジュールに少し関係があります。
さっきの進捗のスケジュールなのですが、問題が難しかったり、昼寝の時間があったり、想定より時間がかかってしまったり、その他もろもろの理由でスケジュール通り進まない日もあります。
そういった日があると、スケジュール通りに勉強するが目標になってしまい、結果的にスケジュールを少し緩くしてしまうことがあります。
そうすると、全体の勉強量は確実に落としてしまいます。
それを回避するために、まずはこの日までにこの参考書終わらせる、といった大きなスケジュールを立てます。
そして、それに間に合わせるために一日でどこまでやる、といった目標を立てる必要があります。
今日は少し集中できなかったなどで少し遅れてしまったら、次の日は今日より頑張ろうと思うための要因(=全体のスケジュール)が必要になります。
これらに気を付けてスケジュールを立てると効率良く進められると思います。
今回の内容は以上までとなっています。
今回は具体的な勉強内容ではなく、その外枠についてのブログでした。
ブログ内でも少し書きましたが、勘違いしないで欲しい点として、スケジュールを立てる目標を見失わないで欲しいことです。
スケジュールを立てるのが目標になってしまう人は、全然スケジュール通りに進められないだろうし、スケジュール通りにこなすのが目標になってしまう人は、楽なスケジュールを立ててしまうと思います。
それでは意味がありません。
効率よくたくさん勉強するための”手段”として存在しているだけです。
そこを間違えないようにしてください。
ご精読ありがとうございました。
受験生の皆さん頑張って