岐阜大学 医学部 のテスト事情

こんばんは!

担任助手の杉山です!

今回は僕が所属する医学部医学科のテスト事情について書いていこうかなと思います!

これまで僕や大須賀先生のブログで、医学科はテスト期間が忙しいと

書いてきましたが、その忙しさの理由について書いていきます。

医学部のテストが困難をきわめる理由、それは

「暗記量の膨大さ」

これにつきます。

医学部に進学する方は、高校時代に数学、化学、物理など高度な計算能力が

求められる理系科目に精を出していたと思いますが

悲しいことに医学部のテストでは計算能力はほとんど必要ありません。

どれだけ正確に、丁寧に暗記できるか、それが試験合格のカギだと思います。

どれくらいの暗記量なのか、想像もつかない方も多いと思うので

僕自身が受けたテストを1つの例として挙げたいと思います。

(あくまで岐阜大学のテストの例なので、全大学に共通はしませんm(__)m)

昨年夏に行われた、人体の神経に関するテストは

「A4 50枚分の文章をイラストと関連付けて丸暗記」

冬に行われた、薬理学のテストは

「100種類 500個近くの薬剤の名称と作用機序を覚える」

かなりざっくりですが、暗記量としてはこんな感じです。凄まじいですよね。

(今内容を書いただけで、頭が痛くなるくらいキツかったです。)

テストが近づいてくると、早い人だと1か月半前、遅くても2週間前ぐらいから

勉強をスタートして、自分なりの語呂合わせなんかを作りながら

必死に暗記をしていきます。

あまりの量に諦めたくなりますが、そうもいきません。

このテストの本試で落ちると、約1か月後に再試があります。

その再試は主に長期休み直後に行われるので、長期休みがつぶれるだけでなく

再試も落ちると、留年の可能性が出てくるため逃げ場がありません。

だからこそ、医学生はテスト期間は死に物狂いで勉強します。

しかし、このテスト期間も悪い面ばかりではありません。

テストの内容は最新の医療の内容についてのものも多く、とても興味深いですし

テスト期間は何人かのグループで情報を共有しながら共に勉強するので

同学部の生徒との仲も深まります。

また、岐阜大学ではテスト期間に部活の先輩からの差し入れが恒例となっています!

同じ試験を受けた身として、その難しさ・苦しさを知る先輩からの

お菓子の盛り合わせだったり、エナジードリンク、ケーキ等の

豪華な差し入れは勉強のモチベーションになります。

(僕自身ももうすぐ2年生の後輩が山場のテストなので、部活の同期と一緒に

何を差し入れに行くか思案しています!)

ここまで、医学生のテスト期間について書いてきましたが、

大須賀先生も書いていたように、常に忙しいわけではなく

普段は時間の使い方次第で、バイトにも、勉強にも、部活にも精を出せるのが

医学部の良いところでもあると思います!

僕と大須賀先生は来週テストがあるので、絶賛テスト勉強中です!

これを読んでくれている高校生の皆さんも一緒に勉強頑張りましょう!

ということで、今日のブログはこのあたりで終わりたいと思います。

読んでくれた方、ありがとうございました!