医学部の試験②

こんにちは。

担任助手の杉山です!

ブログを書くのはかなり久しぶりかと思います。

というのも、以前大須賀先生も書いていたように、進級と病院実習のために

合格が必要なテスト(CBTとOSCE)の勉強で少しバイトのお休みをいただいていました。

ということで今回は、CBTとOSCEの体験記を書こうかと思います。

まず、筆記試験であるCBTの方から。

CBTは、1年生から4年生までの範囲がテスト範囲というその膨大さに加えて、

岐阜大学の場合は夏休み明け初日にテストがある影響で

テスト勉強に費やしたい夏休みのど真ん中に西医体という夏の大会があることもCBTの合格が大変な要因になっています。

試験自体は8月下旬なのですが、大体の学生が4年生スタートの4月から勉強を始めます。

さて、そんなテストどうやって勉強するの?って思う人も多いと思います。

なんとこれが凄いことに、医学生向けの映像授業を販売している会社があるんです!

そのセットには映像授業に電子版の問題集もついているので、ほぼ全員がこれを購入して

テスト対策をするという感じになります。

僕はというと、みんなより少し遅れて、5月ぐらいから勉強を始めました。

映像授業は科ごとにあるので(消化器、循環器、眼科のように)、それを見ては問題を解いていくという感じの勉強法を毎日コツコツ続けていました。

そして、この問題集の凄いところはもう1つあります。

リアルタイムで解いた問題数が学年で何位なのかがわかるシステムがあるんです!

ランキングボタンを押すと、当日と通算の解いた問題数の順位表が見えるので

今自分は学年でどれくらいの位置にいるのかが丸わかりになります。

僕は始めたのが少し遅かったこともあってよく下位20%に入っていたので、この表を見ては焦って勉強していました。

本番の試験は5者択一問題のほかに、多選択問題や、段々何の疾患なのかが分かっていく4連続問題など

問題の種類が豊富なのでそれに沿ってしっかり対策を進めていました。

さてここで問題です。

この問題集は全部で何問収録しているでしょう?

①300問②500問③1000問④3000問

正解は・・・・・・

④の3000問です!もっと言うと3400問ぐらいです。

多すぎますよね。僕もそう思います。

あまりにも多いので、試験本番に解き切れず臨む学生も多くいました。

(僕は2日前に何とか一応全部解き切りました。)

などなど、とても辛い期間でしたが、結果から言うと僕も大須賀先生も無事本試で合格することが出来ました。

難しい難しいと書いてきましたが、9割以上の人が本試で受かるので、

しっかり勉強すればそんなに落ちるテストでもないというが本当のところです。

このテストを乗り越えると、筆記型の試験はとりあえず2年後の国家試験までないので

ひと山乗り越えたなという感じです。

さて、筆記試験が通ったので、次は実技試験のOSCEについて書こうかと思いましたが

意外とたくさん書いたので、次回に回そうかと思います!

良ければ次回も読んで見てください。

よんでくれた方はありがとうございました。

最後に先週食べた、もつ鍋の写真を貼ります。

岐阜大学から物凄く近いところにある名店です、ぜひ行ってみてください!