第一志望以外の大学に進学する方へ
こんにちは。担任助手の細谷です。
桜が満開に近づく一方、寒さが戻ってきた今日この頃。
皆さんいかがお過ごしですか?
今年度、大学に入学する皆さん、新生活の準備は整いましたか?
さて今日は、タイトルにもある通り、第一志望以外の大学への進学を決めた方に向けて、ブログを書きたいと思います。
本気で挑み、あと少し、手が届かなかった皆さん。
悔しい、悲しい、色々な感情があると思います。
しかし、一つだけ、その感情をもつ皆さんにしかできないことがあります。
それは、「本気の挑戦」です。
”悔しさ”は、”挑戦”への大きな活力となります。
第一志望に合格した方は、一旦安心し、気を緩めると思います。
その隙に、皆さんには、様々なことに挑戦して欲しいのです。
例えば、大学院への進学という道を考えてみるのはどうでしょうか。
入学時から目標をもち、そこから逆算して勉強などをしていけば、海外含め、どんな大学院であっても合格の可能性は十分にあります。
しかし、大学院を決めるには、まずは自分のやりたいことを明確にしなければなりませんよね。
そのためには、様々な経験の積み重ねが大切です。
ここで、私が、大学在学中にそのチャンスをつかむために意識していたことを三つ紹介します。
まず一つ目は、一歩踏み出すことです。
一歩踏み出せば、良い流れができ、その先歩み続けることは簡単です。
私は、大学の教授に「何か挑戦できることを探しているのですが、良い案はありませんか?」と尋ね、教授が進めているプロジェクトに参加させてもらい、そこから自分の経験値がどんどん向上していきました。
何でもいいです、無駄な経験などありません。何か「人とは違うこと」をはじめてみてください。
二つ目は、人の縁を大切にすることです。
人の縁は、人生を豊かにする宝物だと考えています。
先ほど挙げたプロジェクトで良い流れをつくれたのは、そこで出会った方と”登山”という共通の趣味があり、「一緒に登りませんか?」という提案に乗ったことがきっかけです。
登山仲間を通して様々な大人と繋がり、新聞記者・大工・建築家など、様々なプロフェッショナルと面白い経験を沢山させて頂けました。
あまり意識はしていませんでしたが、今振り返ると、それらの挑戦が土台となり、自分の話に”経験”という深みを足し、心を強く成長させてくれたように感じます。
三つ目は、知識をつけることです。
”知識”というのは、学力に限ったことではありません。
先人の思考、新たな概念、未知の風景など、自分の心を震わせるものに出会い、その感動や衝動の記憶を増やしていくことが重要です。
ただ生活していても中々心震わせる光景を目撃することは出来ません。
それは、本や映画、旅、思いつきの行動などを通し、”偶然”を増やすことで、やっと出会えるものだと考えています。
例えば、「とりあえずやってみることで、道が開ける」という心持ちは、映画”イエスマン”から学びましたし、「違う角度から見る。信念を貫く。」ことの大切さは建築家”丹下健三”の言葉に気づかされました。
頭ではわかっていても、心に響かなければ、それは人生を豊かにする”知識”にはなり得ません。
知らない世界をのぞいてみることで、人生の捉え方、周囲の見え方に変化が訪れると思います。
さて、ここまで、第一志望以外へ進学する方に向けて、今の感情をバネに大きく飛躍するために大切なことを書いてきました。
今回挙げたことはあくまで私の経験に基づく考えに過ぎませんが、ここに何か一歩踏み出す”きっかけ”を見出してくれたら嬉しいです。
まだまだこれからです!一緒にがんばしましょう!🔥
応援しています!(^^)!
読んでくださりありがとうございました。
