ヨーロッパ一人旅③ フランス編

こんにちは。担任助手の細谷です。

今回は、ヨーロッパ旅の最後のブログです🛫

フランスのロンシャンとパリの思い出を書きたいなと思います。

今回も美しい建築満載の内容になってます(笑)

まずは建築界の巨匠コルビュジェのロンシャンの礼拝堂です。

雨の中、駅から30分以上山を登って、何とかたどり着きました(笑)

これはコルビュジェの最後らへんの作品なのですが、

光の取り入れ方や、

色の使い方が独特で美しく、建築家とは芸術家であるということを強く感じました。

こちらは同じ建築家の最盛期の作品です。日本の現代建築に大きな影響を与えたモダニズム建築の先駆けとなる、教科書的住宅作品「サヴォア邸」です。

横長の水平窓に、

自由なプランニングなど、建築学生なら唱えられて当然の近代五原則が忠実に実際化されており、私も例外なく身震いしました(笑)

コルビュジェは数々の日本人建築家の師匠にあたり、日本への影響力も半端でないためか、この場所にも多くの日本人観光客が訪れていました。

こちらはル・ランシ―のノートルダム教会堂です。

パリの郊外にある教会なのですが、ぜひ朝に訪れてみてほしいです。

人のいない空間で控えめに輝くステンドグラスは、時の流れを穏やかにし、信徒の方々の美しい歌声にパリの旅の疲れが癒されます。

とても美しい時間でした。

こちらはナポレオン皇帝のエトワール凱旋門です。

パリの中心部に位置する圧倒的な権力の象徴であり、街のランドマークです。

因みにこんならせん階段を延々と登ります。

正直、バチカン市国の大聖堂よりきつかった、、、
ただ、屋上からパリの街を一望すると、パリがいかに計画された秩序のある都市構造なのかが一目瞭然なので、体力に余裕があるうちにぜひ!

そしてこちらはサントシャペルです。

ゴッシクの教会堂の最高傑作。長年の研究の末、構造体を細い線に集約し、その他にステンドグラスをはめ、神の存在を光によって象徴化する美しい空間が出来上がっています。

ステンドグラスの絵柄も一つ一つ異なり、かつての職人の技量がいかに高く、そして美しさへの果てなき探求の精神がいかに強かったかが、頭で考えずとも身に沁みます。

これは、この教会に限ったことではありません。

彫刻や柱、壁画など、建築空間を構成する全ての要素に、それを生み出した人々の魂を感じるのです。

これが、「いかに無駄をなくすか」が重視される現代建築には圧倒的に欠けているものであり、今一度立ち止まり、過去の美に学ぶ姿勢を取り戻す必要性を強く感じました。

これはパリの壮麗な劇場「オペラ・ガルニエ」です。

圧巻、の一言に尽きます。

私はこの空間に魂を吸われた感覚がしました(笑)

ちなみに、この建築を見た次の日も建築巡りをする予定だったのですが、なぜか動くことも考えることも出来ず、結局ホテルでのんびりして過ごしました(^^;

なんだかそれくらい、パリという街、そこにある建築の壮麗さ、高貴さに圧倒されたのだろうと思います。

パリでは、他にも、ルーブル宮殿美術館やオルセー美術館など、様々な場所へ行きました!

中心部はどこも人が多く、スリも多いです。

スリ対策としては、色々ありますが、私のおすすめは、”現地の人のように堂々とすること”です!

目が合ったらニコっとし、軽い挨拶やコミュニケーションにビビらず、余裕のある表情で颯爽と歩けば、怖い思いをすることなく楽しむことは十分にできますよ😊

ヨーロッパ最後の夜は、パリのレストランへ行きました!

これは、郷土料理のカエルの脚です(笑)

見た目はかなりカエルですが、味はスパイスの効いたチキンのような感じで絶品です!!

ワインも、ロゼや赤など、たくさん飲みました🍷

これでヨーロッパ一人旅ブログはおしまいです!

日本では得られない情景や体験に、終始心躍る日々でした。

必ずまた帰ってきます。みなさんもぜひ!